地震の前には動物が普段と異なる行動をとるということが古くからいわれており、これらは「地震前兆行動」と呼ばれます。 この研究は、地震前兆行動をペットのネコを通じて活動量の変化から検証する研究です。
実際の地震前の行動変化について、東日本大震災後にアンケートを取ってまとめたものが図1のグラフです。このグラフからも分かるように、地震前兆行動の多くが「落ち着きをなくす」ことに着目し、 ネコの日々の活動量を実際に計測したのが図2のグラフです。
図1:東日本大震災発生前にみられたネコの行動変化(115 / 703頭)
yamauchi et al., Animals, 2014. 4(2), 131 – 145
図2:地震の前に顕著な活動量の増加が観測された例(7頭平均)
※ネコの居住地域に近い場所の発生地震のデータです
この研究は、ネコの日々の活動量と、地震との統計的な因果関係を明らかにすることを目的としています。
信頼性の高い結果を得るためには
より多くのデータが必要です。そのため、ネコを飼っている方のご協力を何卒よろしくお願いします。
大きな地震の発生頻度は低いため、可能な限り長期間
*状況に応じていつでも中断可能
下記すべてに当てはまる方を対象としています。
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