地震予兆研究センター

2023年11月11日、鹿児島湾でM5.0・最大震度4の地震が発生しました。

  

1923年以降、このエリアで類似地震は56回発生しています。 そのうち2週間以内に、日向灘や種子島周辺ではM5~6クラスの地震が発生した事例が10例(17.9%)あり、このような地震につながる可能性が通常の2.3倍高まっていると考えられます。その他の観測データの状況も考慮し、今後2週間は日向灘~沖縄本島近海ではM5-6クラス(最大震度2-5弱程度)の地震発生の可能性が高まっていると考えられます。

この地震発生の約一週間前より、周囲で観測データの変化(予兆)が現れていましたので、参考情報として、11月6日に賛助会員へ配信した「地震予兆解析レポート」の一部を公開いたします。

このレポートにおいて紀伊水道の地震と豊後水道と鹿児島県薩摩地方で微弱地震が多発していることから日向灘〜種子島近海M5クラスの地震発生の可能性が高まっていることを記載していました。

配信レポート内容

2023年11月6日配信 ※一部抜粋

20231106配信レポート

11月11日に鹿児島湾で発生した地震

出典:気象庁ホームページ

一般社団法人地震予兆研究センターは、地震発生前に起きる「地殻変動・地震情報・地下水位」等、様々な観測データの研究・統合活用を推進することで精度を高め、「地震予知」ではなく事実としての 「地震予兆情報」を大地震発生前に発表することを目的とした組織です。

一般社団法人地震予兆研究センターでは、広く社会に貢献することを目的に、衛星データ解析を行っております。
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カテゴリー: report