3月15日(火)に配信したレポートにおいて、3月15日から3月23日の期間中に、岩手県沖~宮城県沖でM6クラスの地震発生の可能性を記載したところ、3月16日23時36分頃、予測エリアより約10km南方の福島県沖を震源とするマグニチュード7.4(暫定値)、最大震度6強の地震が発生しました。
この地震によって被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
今回の地震とほぼ同じ場所では昨年にも「2021年02月13日 福島県沖 M7.3・最大震度6強」の地震が発生していました。この地震が発生した後には、「(35日後)2021年03月20日 宮城県沖 M6.9・最大震度5強」や「(90日後)2021年05月14日 福島県沖 M6.3・最大震度4」などのM6を超える地震が3か月後まで頻発したため、今後も注意が必要です。
一般社団法人地震予兆研究センターが3月15日(火)に契約企業・自治体に配信した「地震予兆解析レポート」の一部を公開いたします。
配信レポート内容
2022年3月23日(水)までに「M5・最⼤震度5弱以上の地震」が発⽣する可能性のある予兆について
※地震発生の可能性が高まっているエリアに関しては、発生確率の高まりを表す「確率利得」を元に、3段階(High, Mid, Low)での評価を追加しています。
3月16日に福島県沖で発生した地震
出典:気象庁ホームページ
一般社団法人地震予兆研究センターは、地震発生前に起きる「地殻変動・地震情報・地下水位」等、様々な観測データの研究・統合活用を推進することで精度を高め、「地震予知」ではなく事実としての 「地震予兆情報」を大地震発生前に発表することを目的とした組織です。
一般社団法人地震予兆研究センターでは、広く社会に貢献することを目的に、衛星データ解析を行っております。
企業・団体・自治体の皆様から、一般社団法人地震予兆研究センターへのお問い合わせについてはinfo@eprc.or.jpへお問い合わせください。
*現在、個人の方からの問合せには対応は一切しておりませんので、予めご了承ください。