昨日1月17日は、6000人以上が犠牲となった阪神・淡路大震災から21年目の日でした。

21年目の記憶

一般社団法人地震予兆研究センター

「阪神・淡路大震災の記録」写真マップ

報道等で取り上げられることも、ひと頃よりも随分少なくなりました。

神戸の街並みはきれいに復興を遂げ、2001年以降、人口は震災前を上回るに至りました。

しかしながら、被災された方々、大切な方を亡くされた方々の悲しみ、後悔、喪失感は、消えるものではありません。

「生きていたら、働き盛りであっただろうな。」と、当時学生であった息子さんを亡くされたご両親の想い。

「助けて」という、最後のことばが耳に離れない、小さなお子様を亡くされたお母さんの悲しみ。

あの日「朝、起こして」と、言わなければ、母親は助かったのではないかと、今でも後悔している娘さん。

成長し、新たな家族を築いたことを「天国のお父さんに報告したい。」と語る遺児。



このように、大震災がひとたび起こると、たくさんの大切な方を亡くしてしまう状況なります。

阪神淡路大震災から16年目の3月11日に再びその悲しみが繰り返されてしまいました。


そして、また、内閣府は今後30年以内にかなりの確率で首都直下及び東南海沖等において、大きな地震が発生すると発表しています。

自然災害だから仕方ないと諦めるのではなく、私たちはこの大きな教訓を、必ず生かさなければならないと思います。

 この震災以降、耐震技術は進み、耐震化工事は広がり、また、BCP対策の準備も進み始めています。

一方、これだけ科学技術、情報処理技術、観測技術が進んだにも関わらず、地震予測に関する技術は進展していないと言わざるを得ません。

地震大国日本において、広く、地震予測に対する認識が高まることを目指し、この1月17日を、決意を新たにする日といたします。

地震予兆解析レポートが皆さまの防災計画の一助になりますことを願っております。
今後ともご支援いただけますようお願い申し上げます。  
 
平成28年1月18日
一般社団法人地震予兆研究センター
代表理事 尾上昌隆
センター長 八木下重義