一般社団法人地震予兆研究センター(代表理事:尾上昌隆、センター長:八木下重義)では、地震発生前に起きる「地殻変動・潮位変化・地震情報」等、様々な観測データの研究・統合活用を推進することで精度を高め、「地震予知」ではなく事実としての「地震予兆情報」を大地震発生前に発表することで、国家・国民の生命財産を守ることに寄与する組織です。

防災意識啓発のために、一般社団法人地震予兆研究センターが2017年1月16日(月)に契約企業・自治体に配信した最新の「地震予兆解析レポート」を公開いたします。
なお、詳細は画像をクリックし拡大してご確認ください。

2017年1月24日までに発生が予測されるマグニチュード4以上の地震について

20170116_02 【最新の地殻変動】
・北海道中央部の複数個所で大きな地殻変動。
・北海道西方沖(日本海東縁変動帯西側)でM5.5の地震が発生。
・福島沖では、M4前後の地震がいまだに多発。
・「東北地方日本海側~内陸部」で、大きな地殻変動。
・富士山周辺では小規模な地殻変動
【1月24日までに震度4以上が予測される震央地】
■M5:福島沖(最大震度4)
■M5:茨城~千葉沖(震度4)
*詳細は各地域ページをご覧ください


This week’s crustal movement: 北海道

20170116_06 ■M5:十勝~釧路地方(震度3)、北海道東方沖(-)
■M4:北海道北西沖(-)

2016年12月26日配信レポートに記載していた「■M6:日本海東縁変動帯*1月中旬まで」の地震は、「2017年1月13日・M5.5・日本海」にて発生いたしました。予測よりも西方沖で発生したため、大きな被害をもたらすものでなかったことは幸いでした。
昨年12月上旬から、北海道中央部の複数個所で大きな地殻変動が観測されており、過去の地震発生前の地殻変動と比較し、1月10日前後に「十勝~釧路周辺においてM6発生:1月10日前後」を発表しておりましたが、現在までにM6クラスの地震発生はありません。
しかしながら、最新週においても大きな地殻変動が複数地点で観測されているため、地震発生の可能性は継続していると思われます。



This week’s crustal movement: 東北

20170116_07 ■M5:福島沖(最大震度4)
■M4:岩手沖~宮城沖(最大震度2)

福島沖では、M4前後の地震がいまだに多発しています。この状況は今週も継続すると考えられること、及び過去の地震発生事例を参照すると「より大きなM5~6クラス」の地震が発生している場合が複数回あるため、引き続きご注意いただきたいと思います。
また、今週は「東北地方日本海側~内陸部」にかけて、「通常大きな地殻変動が観測されない地点」で、大きな地殻変動が観測されています。これは大雪の影響もあると思いますが、「福島県会津」等の内陸部で地震(震度2)が発生しているため、東北地方内陸部でのM4クラスの地震発生の可能性もありますが、地殻変動方向から震度5を超えるものではないと予測されます。



This week’s crustal movement: 関東・北陸・東海

20170116_08 ■M5:茨城~千葉沖(震度4)
■M4:長野~岐阜(震度2)、富士山周辺(震度2)

最新週では、長野県~岐阜にかけて大きな地殻変動が観測されているためM4クラスの地震発生の可能性があります。
また、富士山周辺では小規模な地殻変動が見られるため、小規模地震発生の可能性があります。
東京湾では、「2015年9月12日・M5.2・最大震度5弱」が観測された震央地の「東京湾・市原沖」において、M2クラスの地震が先週2回発生しているため、今後地震発生回数が増加するようであると、より大きなM5クラスの地震発生につながる可能性があるため、日々の地殻変動・地震発生に注視いたします。



This week’s crustal movement: 関西・中国・四国

20170116_09 ■大地震発生前に観測される大きな地殻変動は観測されておりません。
■小規模地震:和歌山沖、鳥取中部、京都周辺

最新週では、大きな地殻変動は観測されておりません。また、M3を超える地震発生も「2017年1月11日・愛知沖・M3.0」、「2017年1月16日・奈良西部・M3.6・最大震度1」のみとなっています。しかしながら和歌山西部では、M2クラスの地震が多発傾向にあるため周辺においてM3~4の小規模地震発生の可能性があります。



This week’s crustal movement: 九州

20170116_10 ■大地震発生前に観測される大きな地殻変動は観測されておりません。
■M4:種子島~奄美大島周辺(最大震度3)、五島列島周辺(震度2)

昨年から注視していた「伊予灘~日向灘」での大きな地殻変動や、多発していた微弱地震は最新週では観測されておりません。
その為、「伊予灘~日向灘」における大地震発生の可能性は減少したと思われます。また、最新週では大きな地殻変動は観測されておりません。また、熊本周辺の地震も沈静化傾向にあります。その為、今週は九州地方では大きな揺れを伴う地震発生の可能性は低いと思われます。*五島列島周辺の地震は注意が必要です。



This week’s crustal movement: 奄美大島~沖縄

20170116_11 ■M5:台湾近海(最大震度5)
■M5:奄美大島~沖縄本島(震度2)

先週のレポートに記載したように「台湾周辺」の地震活動が増加傾向にあります。今週はより大きな規模のM5クラスの地震発生が予測されますので、台湾出張の際にはご注意ください。
また、沖縄諸島の北方沖において「震源の深い・M3クラスの地震」が多発傾向にあります。この様に深い震源地の地震が多発した後には、プレート境界面が刺激され「震源の浅いM5~6クラス」の地震が発生することがあります。しかしながら、陸地からは遠いため大きな震度につながらないと予測されますが「津波発生」の可能性があるため、発生時にはご注意ください。



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