一般社団法人地震予兆研究センター(代表理事:尾上昌隆、センター長:八木下重義)では、地震発生前に起きる「地殻変動・潮位変化・地震情報」等、様々な観測データの研究・統合活用を推進することで精度を高め、「地震予知」ではなく事実としての「地震予兆情報」を大地震発生前に発表することで、国家・国民の生命財産を守ることに寄与する組織です。

防災意識啓発のために、一般社団法人地震予兆研究センターが2016年12月19日(月)に契約企業・自治体に配信した最新の「地震予兆解析レポート」を公開いたします。
なお、詳細は画像をクリックし拡大してご確認ください。

2016年12月27日までに発生が予測されるマグニチュード4以上の地震について

20161219-01 【最新の地殻変動】
 ・先週に引き続き北海道で大きな地殻変動
 ・広島~島根にかけて中規模な地殻変動、及び微弱地震が多発。
 ・硫黄島において中規模な地殻変動
【12月27日までに震度3以上が予測される震央地】
 ■M6:十勝地方(震度5)*1月中旬まで注意が必要
 ■M5:福島沖~茨城沖(震度4)
 ■M5:岩手沖~宮城沖(震度3)
 ■M6:揚子江プレート/沖縄プレート境界(震度3以上)*2月初旬まで注意が必要
 ■M6:駿河トラフ周辺(震度4)
   *詳細は各地域ページをご覧ください


This week’s crustal movement: 北海道

20161219-02 ■M6:日本海東縁変動帯(北海道~新潟・遠海のため大きな震度観測の可能性は低いと思われます。)*1月中旬まで
■M6:十勝地方(震度5)*1月中旬まで注意が必要

先週は、「上士幌周辺」の複数の地点で大きな地殻変動が観測されておりました。
先週の地殻変動は「2013年2月2日十勝地方南部M6.5 最大震度5強」発生3週間前のデータに類似しているため、同様の地震発生の場合には1月9日前後と思われますので、ご注意頂きたいと思います。
最新週の地殻変動データでは、先週に比べて地殻変動が減少しているかのように見えますが、毎日のデータで見ますと北海道全体では通常に比較して未だに大きな値が観測されています。
また、陸地部でM2以上の地震が増えてきており、「上士幌周辺」では、微弱地震が前回のレポート配信後に52回発生しているため、参考地震のM6.5のような地震発生の可能性は高まっていると思われます。



This week’s crustal movement: 東北

20161219-03 ■M5:福島沖~茨城沖(震度4)、岩手沖~宮城沖(震度3)

「新潟県・小千谷」にて3.9cmという大きな地殻変動が観測されておりますが、機器のメンテナンスによる影響と思われます。
最新週では、小規模な地殻変動が「秋田内陸部~岩手県内陸部・宮城~福島県」において観測されています。
また、「岩手沖~茨城沖」にかけてM4前後の地震が多発し、福島沖ではいまだに100回/週もの地震が発生しています。
その為、M5クラスの地震発生の可能性は高いまま継続しています。
鳥取県中部で起きた「2016年10月21日M6.2 最大震度6弱」の地震が起きる前にも、同様にマグニチュード1以上の地震が「3週間前に66回/週」観測されていましたので、微弱地震が多発している「秋田県東成瀬東側」・「福島県南部~茨城県北部」・「栃木~群馬県境」につきましては、毎日の地殻変動値に注視いたします。



This week’s crustal movement: 関東・北陸・東海

20161219-04 ■M6:駿河トラフ周辺(震度2)*1月初旬まで注意が必要。
■M4:茨城県北部(震度2)、千葉沖(震度2)
■M3:長野県-岐阜(震度2)

先週、注意喚起を記述した「栃木~群馬県境」以外では中規模の地震が発生しており、概ね先週のレポートに記述したマグニチュードで地震が発生しております。
今週も微弱地震の発生している場所は変わりませんが、発生回数は減少しておりますので大地震発生の可能性は減少していると思われますが、微弱地震の集中している「茨城北部」・「千葉銚子沖」・「長野~岐阜」・「栃木~群馬県境」においては、M4クラスの地震発生の可能性が有ります。
伊豆半島周辺において、1ヶ月ほど前に中規模な地殻変動が観測されていたため、駿河トラフ周辺でのM6クラスの地震発生への警戒は現在も継続していますので注視いたします。



This week’s crustal movement: 関西・中国・四国

20161219-05 ■M4:鳥取県中部(震度2)

通常大きな地殻変動が観測されない「広島県・御調」において1.2cmを超える大きな地殻変動が観測されています。
更に、先週まで一週間に数回しか発生していなかった「島根ー広島県境」における微弱地震の発生回数が「今週12回/週」と増加傾向にあります。
その為「広島県・御調」の地殻変動方向である「島根ー広島県境」周辺においてM4クラスの地震発生の可能性が生じてきたと思われ、通常大きな地殻変動が観測されない「島根県・広瀬、佐田、弥栄、益田」においても小規模な地殻変動が発生しているため注意が必要と思われます。
「鳥取中部」での微弱地震は先週490回に比べ今週は292回と減少傾向にあるため、大きな震度を伴う地震発生の可能性は減少していると思われます。



This week’s crustal movement: 九州

20161219-06 ■M5:伊予灘~日向灘(震度2)
■M4:熊本周辺(震度2)、トカラ列島(震度2)

先週に引き続き「伊予灘~日向灘」及び「熊本周辺」では震源の浅い「微弱地震」が、今だに集中しています。
発生回数が増加傾向にあり、更にはマグニチュードも増加傾向にあるため、年明けまでM5クラス発生への注意が必要と考えます。
(*遠海のためM5クラス発生の場合、最大震度3程度と予測されます)
また、「アムールプレート・揚子江プレート・沖縄プレート」の境界面に位置する「トカラ列島」においては、先週から引き続き、小規模地震が多発しているため、今後大きな揺れを伴うM6クラスの地震発生につながる可能性があると予測されます。
直近の参考事例としては「2015/11/14 5:51・薩摩半島西方沖・M7.1・最大震度4」の地震発生2ヶ月前の9月上旬から、トカラ列島周辺において小規模地震が多発していたことがあげられるため、今後の推移に注視いたします。



This week’s crustal movement: 奄美大島~沖縄

20161219-07 ■M6:揚子江プレート/沖縄プレート境界(震度3以上)
■M5:宮古島~台湾近海(最大震度2)、奄美大島~沖縄本島(震度2)

先週は微弱地震の多発エリアが、プレート境界から離れて「宮古島~与那国島」周辺に移動しているため、「宮古島~与那国島」周辺において「M5の地震発生」を記載しましたが、予測よりも「南西沖」の台湾近海において「M3~M5」の地震が多発し、現在でもM4クラスの地震発生は継続しています。
また、先週のレポートにおいて「M5クラスの地震発生:奄美大島周辺」と記載したところ沖縄本島南東沖においてM4.6の地震が発生いたしました。
大地震発生が懸念される「揚子江プレート/沖縄プレート境界」では、震源の深い地震が多発していることもあり、発生時には津波への警戒が必要です。



This week’s crustal movement: 諸島

20161219-08 ■M6:駿河トラフ周辺(震度4)*1月中旬まで注意が必要
■M4:硫黄島近海(-)

先週も駿河トラフ周辺においては、震源の深い「深発地震」が多発しております。
また、相模トラフ~伊豆小笠原海溝周辺においては震源域の比較的浅い地震が発生しています。
「2016/04/01・三重県南東沖・震源深さ29km・M6.5・最大震度4」の地震発生前にも、3週間ほど震源の深い地震が多発し、その後、震源の浅いM3.5クラスの地震が発生した翌日に「M6.5」の地震が発生しているため、日々の地震発生状況に注視いたします。



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