一般社団法人地震予兆研究センター(代表理事:尾上昌隆、センター長:八木下重義)では、地震発生前に起きる「地殻変動・潮位変化・地震情報」等、様々な観測データの研究・統合活用を推進することで精度を高め、 「地震予知」ではなく事実としての「地震予兆情報」を大地震発生前に発表することで、国家・国民の生命財産を守ることに寄与する組織です。

防災意識啓発のために、一般社団法人地震予兆研究センターが2016年12月5日(月)に契約企業・自治体に配信した最新の「地震予兆解析レポート」を公開いたします。
なお、詳細は画像をクリックし拡大してご確認ください。

【2016年12月5日配信】地震予兆解析レポート

~2016年12月13日までに発生が予測されるマグニチュード4以上の地震について~ 

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【最新の地殻変動】
・北海道南部において大きな地殻変動
・日本海東縁変動帯付近において微小地震の発生が継続
・糸魚川静岡構造線から八丈島にかけて中規模な地殻変動
・揚子江プレートと沖縄プレート境界で地震が多発。

【12月13日までに震度3以上が予測される震央地】
 ■M5:北海道南部(震度3)
 ■M5:福島沖~茨城沖(震度3)
 ■M6:伊予灘~日向灘(震度4) *12月下旬まで注意が必要。
 ■M4:熊本周辺(震度3)
 ■M6:揚子江プレート/沖縄プレート境界(最大震度4以上)*2ヶ月以内
   *詳細は各地域ページをご覧ください


1205_4 ■M6:日本海東縁変動帯(北海道北西沖~新潟)*1月中旬まで警戒が必要
■M5:北海道南部(震度3)
普段地震発生の少ない日本海東縁変動帯付近(北海道西方沖から秋田沖)において微小地震の発生が続いています。
大地震発生半年前から、プレート境界周辺で微小地震が多発することが過去にも観測されております。先週のレポートに記載いたしましたが、日本海東縁変動帯付近では、死者104人を出した秋田沖の「1983年 日本海中部地震」や、死者・行方不明者230人を出した「1993年 奥尻島地震」や、震度6強を観測した「2007年 新潟県中越沖地震」等、約10~15年周期で大地震が発生しているため、今後しばらくは注意が必要と思われます
また、北海道南部においては中規模な地殻変動が観測されているため、震度3程度の地震発生の可能性が有ります。


1205_5 ■M6:日本海東縁変動帯(北海道北西沖~新潟)*1月中旬まで警戒が必要
■M5:福島沖~茨城沖(震度3)、岩手~宮城沖(震度2)■M4:秋田(震度2)
福島沖での活発な地震活動は地震規模自体は減少傾向にありますが、いまだに200回/週を超える地震が発生しています。
また、北海道西方沖から秋田沖においては微弱地震の発生が継続しているため、今後さらに増加してきた際には注意が必要です。
最新の地殻変動では「青森・秋田・岩手」において小規模地震が集中しています。秋田側では日本海方向に向かって変動し、岩手側では太平洋側に向かっている変動が観測されています。
その為、今週発生した場合には「岩手沖・秋田沖にて震度2程度」の地震発生の可能性があります。


1205_6 ■M6:駿河トラフ周辺(震度2)*1ヶ月程度は注意が必要。
■M4:茨城県北部(震度2)、千葉沖(震度2)、長野県北部(震度2)
岐阜で「中規模な地殻変動」が観測されていることに加えて、12月1日にも「三重南方沖」において「深発地震」が発生しています。更に、相模トラフ周辺の伊豆半島においても小規模な地殻変動が継続しています。
そのことからも、今後も駿河トラフ周辺においてはM6クラスの地震発生の可能性は継続しています。
また、東京湾において「規模が小さい・震源の浅い」微弱地震の発生が増加傾向にあることから、この地震活動が多発してきた場合には、東京湾においてM4~5の地震発生につながる可能性があると考えます。


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1205_8 ■M6:伊予灘~日向灘(震度4) *12月下旬まで注意が必要。
■M4:京都(震度2)、和歌山沖(震度2)、鳥取県中部(震度3)
「京都」・「和歌山沖」・「鳥取」では、未だに微弱地震の発生が継続しています。
最新週では「紀伊半島南東部」において小規模な地殻変動が観測されていますが、他エリアでは大きな地殻変動が観測されていないため、直ぐに大地震が発生する可能性は低いと考えます。


1205_9 ■M6:伊予灘~日向灘(震度4) *12月下旬まで注意が必要。
■M4:熊本周辺(震度3)、奄美大島近海(震度2)
「伊予灘~日向灘」では震源の浅い「微弱地震」が、今だに集中しています。
「伊予灘~日向灘」においては「2014年8月29日 日向灘 M6.0 最大震度4」、「2014年3月14日 伊予灘 M6.2 最大震度5強」のように、1996年からの20年間で「最大震度4以上」を観測した地震は19回発生しています。平均すると毎年約1回以上は震度4以上の地震が発生しているエリアであることから、今後の地殻変動の変化・地震発生の規模等に注視いたします。


1205_10 ■M6:揚子江プレート/沖縄プレート境界(最大震度4以上)*2ヶ月以内
■M5:石垣島北方沖(震度2)、台湾近海(震度2)■M4:沖縄本島遠海(震度2)
奄美大島近海において微弱地震の多発が継続しています。その為、今週中にM4クラスの地震発生が予測されます。
揚子江プレートと沖縄プレート境界の2ヶ所において、小規模地震が多発しています。今後この2ヶ所の多発地帯に挟まれたエリアで
プレート境界が大きくずれる地震発生の可能性が有ります。その場合「M6以上・最大震度4程度」と予測されますが、津波発生に注意が必要です。日本で発生した地震で、過去最大の津波が観測されたのは「1771年4月24日・石垣島南方40km・M7.4」で、石垣島では85.4mの津波が観測されています。今回予測される震央とは逆側になりますが、今後の地殻変動の推移に注視いたします。


1205_11 ■M6:駿河トラフ周辺(震度2)*1ヶ月程度は注意が必要。
■M5:相模トラフ~房総半島周辺(震度2)
三宅島で伊豆半島に向かう大きな地殻変動が観測されています。
また、八丈島は三宅島と反対方向に向かっています。
更には、先週も駿河トラフで深発地震が発生しています。
この様な事から判断すると、いまだ「駿河トラフ」周辺においてM6クラスの地震発生の可能は高いと思われ、今後も注意が必要です。


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