解析方法

EPRCの解析方法をご紹介します

データ統合解析

一般社団法人地震予兆研究センターでは、公的機関のデータ統合解析を通じて、大災害の減災を目的にした事前情報研究を推進しております。

現在、世界中の多くの公的機関が様々なデータ観測を行っております。しかしながら、形式や値が観測機関によって異なるため、複合的な統合解析がなされておりません。一般社団法人地震予兆研究センターでは、世界中のビッグデータを統合解析し、大地震発生の「事前把握」を目的に研究開発を進めています。
「ISACO(International Surface Artificial Intelligence Communicator)」と名付けたこのプロジェクトが進むことで、過去の大災害発生前の状況との類似性検証や、今後の予測を加えることで自動的に「大災害の被害事前予測」を算出することが可能になります。

このようなデータを活用して大地震発生24時間前までに「アラート情報」を的確に配信することに挑戦しています。

海外データ統合解析

アジア地域の災害被害事前把握のために、EPRCはインドネシア防災関係3機関と2017年7月に国際共同研究を締結いたしました。

私たちはインドネシアのデータ解析を行うことで、日本のみならずアジア地域の減災に貢献できると考え、「アジアの自然災害データ・プラットフォーム」の完成を目指しております。

データで見る過去の地震の予兆現象

日本は世界でもまれな地震大国であり、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震など、人的・経済的に大きな被害をもたらした地震災害を経験しています。

EPRCはそのような被害を少しでも減らすために、「地殻変動・潮位変化・地震情報」等の様々な観測データを統合解析しております。

これまでの研究過程において、下図のように大地震発生前の異常値を捕捉しています。

東日本大震災前後の地殻変動
震発生前後における変動データ